ワールド交易株式会社の前進、WTCカンパニー株式会社(以下WTCC)は、日本の技術やノウハウの一層の発展と蓄積、及び、海外展開の支援をすべく、WTC東京の事業会社として、JST、JICAやJETROの協力のもと、2015年に設立されました。
WTCC事業を世界規模の交流にする為、2020年4月にワールド交易株式会社(WTC)と社名変更し、その事業を継続しています。
ワールド交易株式会社の事業理念は、以下の通りで、当初からの事業理念をそのまま継続しています。
海外展開の支援では、日本側の資本投資を必要としない技術指導や運営支援等に加え、生産設備構築等の資本投資も含めた展開などの、様々な方法があります。
現在、アジア諸国の経済発展は著しく、それらの国では、各種の基礎研究を始めとして、マーケットニーズの吸収に基づく研究開発に重点を置いた対策が始まっています。
日本が今までに築いてきた先進性や優良製品製造へのノウハウという信頼は、まだ世界から受入れられますが、その信頼という資産を守り、更に発展させる為には、今までの日本流が一番という進め方では無理があります。
人口が減少し、経済縮小している日本国内だけでマーケットニーズを吸収し、研究を進めていくことには無理があります。
このまま時間を費やすと、日本の技術やノウハウの海外移転や共同研究の機会は失われていきます。
WTC設立の事業理念である、いま日本が持っている技術やノウハウを、いま発展する国の人たちと共に学び、研究し、世界のマーケットニーズや問題点を吸収して改善し、発展させる、このサイクルを日本に確立する事が必要と考えています。